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心臓リハビリとは?
慢性心不全と診断された方、また心臓手術後で心機能が低下してしまっている方などを対象に、兵庫県尼崎市のかねこ内科循環器クリニックでは心臓リハビリを行っています。
慢性心不全の方の中には、心臓の動き自体は悪くないものの、全身に血液が正常に行き届いていない方、また心臓の動きが悪いため、心臓から送り出せる血液量が少ない方(心臓のポンプ機能が低下している方)などがおられ、そうした方の症状の改善と日常生活への復帰を目指して適切なリハビリを行わせていただきます。
心臓リハビリの効果
- 安静時・運動中の心拍数の減少
- 運動中の息切れの改善
- 心筋虚血の発症の抑制、症状の改善
- 運動中の酸素摂取量の増大
- 高いレベルでの運動が可能になる
など
心臓リハビリの内容は?
心臓リハビリは、慢性心不全と診断された方、また心臓手術後で心機能が低下してしまっている方などを対象に、症状の改善や日常生活への復帰を目指して行われるものです。
通常、次のような流れでリハビリを行います。
①心電図モニターを装着
②準備運動
③自転車型トレーニングマシンによる有酸素運動(約25分間)
④軽い筋力トレーニング(セラバンドを使用します)
心臓リハビリには看護師が付き添い
心臓リハビリを行う方には、看護師が付き添わせていただきます。
理学療法士が付き添うところもあるようですが、当院では病気への深い理解が必要という観点から看護師が担当するようにしています。
心肺運動負荷試験を実施
心臓リハビリを受けられるほとんどすべての方に、心肺運動負荷試験を実施して、ご自身の心臓でどのくらいの運動ができるかを調べます。
どの程度の負荷がかかった時に、有酸素運動から無酸素運動に変わるのかも知ることができます。
有酸素運動をしている間は危険性はありませんので、その範囲内で心臓リハビリを行ってもらうようにしています。
常時、医師・スタッフが心電図を確認
心臓リハビリ時の急変に備えて、リハビリを受けられている方の心電図を常時、診察室や処置室などのモニターで医師・スタッフが監視できる体制を整えています。
心疾患をお持ちの方でも安心・安全にリハビリしていただけます。