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心筋症とは?
心筋症とは、心臓の機能障害ともに起こる心筋(心臓を構成する筋肉)で起こる疾患のことです。
原因が明らかなものを特定心筋症と言い、そうでないものを特発性心筋症と言います。
一般的には特発性心筋症のことを“心筋症”と言い、大きく次のタイプに分類されます。
心筋症のタイプ
肥大型心筋症
心筋が異常に肥大するタイプの心筋症です。
さらに肥大型閉塞性心筋症と肥大型非閉塞性心筋症に分けられます。
拡張型心筋症
心筋が薄くなって心臓の収縮力が脆弱化するものです。
免疫異常やウイルス感染などが主な原因と考えられています。
拘束型心筋症
心筋が硬化して血液が流入しにくくなるタイプの心筋症です。
狭心症全体で比較的少ないケースの心筋症です。
心筋症の症状
無症状のケースもありますが、心機能が低下してしまっている場合、動悸・息切れ、むくみ、呼吸困難、倦怠感などの症状が現れます。
さらに肥大型狭心症では胸の圧迫感、閉塞性心筋症ではめまい・失神が起こることもあります。
心筋症の検査
心筋症の診断のためには心エコー検査が重要となります。
心エコー検査により心筋の厚さや心臓の収縮力などを調べて正確な診断に繋げます。
兵庫県尼崎市のかねこ内科循環器クリニックでは3Dエコーを導入していて、さらに超音波検査技師が常駐しており、専門的な心エコー検査により見逃しのない精密な検査を受けていただくことができます。